子育てしていると悩みはつきません。そんな時、溜め込んでしまうと産後うつになってしまうことも…。
初めての子育てってわからないことばかり!
ちょっとしたことでも大きな病気のサインではないかと不安に思ったり、話し相手がいなくて一日中誰とも話さない日々が続いたり…
育児中のお母さんは孤独を感じてしまいがちです。
「相談したい!話したい!共感したい!」と思っても、誰に相談すればいいの?どうすれば不安や孤独から解放されるの?と思うママさんは多いはず。そのまま頑張り過ぎて、放っておくとも産後うつにもなりかねません。
この記事では、子育ての悩みについてや、どこで相談、共感できるのか、どんな相談方法で聞いたらよいかなど参考にして頂ければと思い100人以上のママの声をまとめました。
ママの悩みや不安を少しでも軽減できるよう、記事の最後には「悩まないコツ」についても書いていますので、ぜひ最後まで読んで頂き、誰かの子育ての助けになれたら嬉しいです。
目次
子育てのよくある悩み
夫に悩んでしまう
子育ての悩みなのに全てのママが一番共感するであろう最大の悩みの種は「夫」のことだと思います。
夜泣きしている我が子を必死であやしているのに隣でグースカ寝てる夫や、仕事を言い訳に育児に積極的ではなかったり、働いてるとはいえ外でいつも飲んで帰ってくる夫に、毎日ゆっくり食事なんてできないお母さんはイライラしまくり。
二人の子どものはずなのに、なんだか自分一人で子育てしている気分になってしまいます。
赤ちゃんの夜泣きを迷惑がる夫
子どもの夜泣きを必死にあやしていましたが、
「仕事で朝早いから夜泣きは勘弁してくれ」と夫に言われてしまい寝室は夫婦別々になりました。
寂しい気持ちと「私だって寝れなくて辛いのに…」という気持ちになりすごく辛かったです。
泣き声が聞こえない夫
赤ちゃんが泣いても全く起きない夫にイライラ…
しかもやっと寝かしつけたタイミングで帰ってきて赤ちゃんが起きちゃったりするのが耐えられなくて夫にはしばらく狭い部屋で一人で寝てもらいました。
家事ができない夫
里帰り出産をし、久しぶりに我が家に帰ってくると家がゴミの山に…
ゴミ袋の中でゴキブリがご出産されていました。
とても赤ちゃんを迎える気持ちが夫にあるとは思えず激怒しました。
実母、義母の悩み
孫というのはとにかく可愛くて仕方ないもの。
実母には育児の手伝いをしてもらい良好な関係なママが多いですが、中には実母との相性が悪く、手伝ってもらっているのに逆にイライラしてしまうことも。
昔と今とでは育児が大きく変わっているのに「昔はこうだった」色々押し付けてきたり、「私はもっと大変だった」といわゆるマウティングをされることもあるようです。
また義母がアポなしで頻繁に孫に会いに来るなど実母、義母との関係は産後難しくなることがあります。
実母からの圧力
里帰り出産をし実家で1カ月ほど過ごしていました。
家事をやってもらえてありがったがのですが、赤ちゃんが泣くたびに「母乳足りないんじゃない?」って言われて、母乳があまり出てなかった私はどんどん追い詰められてしまいました。
アポなし訪問の義母
義母が突然家に来るようになって困ってます。
旦那がいなくても来るし、アポなしもだんだん当たり前に…。
さらには色々と理由をつけ義理実家へ来るように言われることも増えました。
月一で義母に会うのは正直辛いです。
赤ちゃんとミルク(母乳)の悩み
ミルクを大量に吐いた。便秘が続いている。熱が出た。
など何か大きな病気のサインでは?とママは赤ちゃんの変化に不安に感じてしまいますよね。
ほとんどの人がスマホを持ち、簡単に色々なことが調べられるようになりましたが、逆にその情報が本当に正しいのかという判別はより難しくなりました。
病院に行くべきか、しばらく様子を見るべきか…赤ちゃんはその判断がとても難しいです。
便秘が続く赤ちゃん
うちの子は便秘がちで3日に1回のこともよくあったのですが、生後3ヶ月を迎える頃10日近く出なくなってしまいました。
小児科に行こうと思いましたが、時期的にインフルエンザが猛威をふるっていた時期だったので病院に行くのにかなり抵抗があり、すごく悩みました。
母乳が出ないママ
母乳で育てたいのに母乳が出ない。
母乳が出過ぎで胸が痛い。
保育園に預けるためにもミルクを飲んでほしいのに哺乳瓶を受け付けないなど母乳が出ても、出なくてもどちらも悩みはつきものです。
母乳で育てることも、ミルクで育てることもどちらもメリットとデメリットがあり大変です。お母さんの悩みの中で一番一人で抱え込んでしまいがちなのが母乳の悩みです。
母乳がなかなか出ず悩んでいました。
搾乳機を買ったり、一人で色々頑張りましたが軌道に乗らず…相談しにくいし、おっぱい痛いし。
何より辛かったのが赤ちゃんは飲みたそうにしてるのにあげられないことが辛くて、よくおっぱいあげながら自分も泣いてました。
母乳が出過ぎるママ
母乳が出過ぎて、我が子のお昼寝が長かったりするとおっぱいが石のよう硬くなり、熱くて痛い。
一番しんどかったのが友人の結婚式に参列した時。
久しぶりに我が子を預けて出かけましたが、おっぱいが張ってしまうのでちょくちょくトイレに行っては母乳を捨ててました。
すごいヘトヘト…。
お母さんの孤独感
マタニティブルーを体験された方もいると思いますが、マタニティブルーの次は産後ブルーがやってくることも。
赤ちゃんのお世話で一日中家にこもり、旦那の帰りが遅ければ誰とも話さずに一日が終わってしまうことも少なくありません。
赤ちゃんに色々話しかけることは大切だし、可愛くてたまらないけど、誰かと「会話」をしない日々が続くと孤独を感じ、マイナス思考になっていきます。
地元ではないところで子育て
地元ではないところで子育てをしていたので親もなかなか来れないし、友だちもいない。
旦那も仕事が忙しく、なかなか大人と会話ができません。
誰とも話さない日々が続き、子どもの泣き声に自分が押し潰されそうでした。
久しぶりに夫と話すと、呂律がうまくまわらない(おそらくストレスや話さない時間が多いため)自分がいて愕然としました。
産後の身体の変化
妊娠すると次第に大きくなってくるお腹や、つわりなどがありますが、産後もお母さんの身体にも大きな変化があります。
髪の毛が抜けたり、尿漏れに悩まされたり、肌荒れなどその症状はさまざま。
抜け毛と尿漏れ
産後に抜け毛と尿漏れに悩まされました。
尿漏れは産院で教わった体操で改善されました。
抜け毛も時間が経つにつれ次第になくなりましたが、髪が薄くなるってこんなに精神的に辛いんだぁと思いました。
悪化した生理痛
ほとんど生理痛がなかったのに産後生理痛が始まりました。
排卵日近くに吐き気がしたり、頭痛も痛み止めを飲みたくなるほどに。
生理前の肌荒れが無限ループ
生理前にニキビができ、生理が終わると治っていましたが、産後そのニキビが治らず、治った頃にまた生理がくるという肌荒れ無限ループに陥りました。
悩み別相談先のおすすめ
夫のことで悩んだら
子持ちの友人に愚痴を聞いてもらおう!
夫の愚痴は友人にするのが一番です。
子持ちのお母さんなら共感してくれることが多く、話すだけでスッキリします。
ただ根本的な解決にはならないので、夫の愚痴をあえて本人にするのもおススメです。
意外と夫には悪気がなく、気付いていないだけのことが多いので、思い切って伝えてみると案外すぐに解決することも。
実母と義母のことで悩んだら
義母のことは実母に、実母のことは夫に!
義母の愚痴は実母に聞いてもらうのがベスト!ママ友に話すと盛り上がるのでそちらもおススメ(笑)。
そして夫に愚痴ではなく、うまーく伝えて義母の行動がよくなるよう夫と義母をうまく転がしましょう。
赤ちゃんの健康のことで悩んだら
近くの小児科へ行こう!
無料なので気軽に近くの小児科へ行きましょう。
小児科も相性があるので近くに複数ある場合はそれぞれ行ってみて自分たちに合った小児科を見つけておきましょう。
かかりつけのお医者さんがいることで今後安心できます。
健康相談できる!電話で問い合わせみよう!
子どもの健康相談が電話でできるところが複数あります。
母子手帳発行の際などお住まいの地域から案内が渡されていると思います。
すぐ出せるところに置いておきましょう。
〈東京都相談先〉
東京都保健医療情報センター
日本中毒情報センター 中毒110番
TOKYO子育て情報サービス
子どもの健康相談室
東京消防庁救急相談センター
母乳やミルクで悩んだら
母乳外来を受けてみよう!
経験豊かな助産師がやっていることが多い母乳外来。
母乳、育児についての相談やアドバイス、おっぱいマッサージをしてくれます。
費用は一回4000円〜5000円とやや高いですが、赤ちゃんと一緒に行くことができるし、訪問サービスをしているところもあります。
孤独感を感じてしまったら
地域の赤ちゃんイベントに参加してみよう!
各地域には児童館があり、そこでは月齢に合わせて様々なイベントがあります。
児童館での交流を通して、家から近いママ友を見つけましょう。
家族友人に相談できるときは誰から話すべき?
まずは夫に相談してみよう!
子どもは二人で育てるもの。まずは夫に相談してみましょう!
仕事で疲れて帰ってくる夫に話しにくいという奥さんもいると思いますが、意外と聞きたいパパも多いんです。
そしてもしパパに協力してほしいことがあれば具体的に何をしてほしいか伝えてみてください。
たいていの男性は具体的にどうしてほしいのか伝えないとできません。
少し図々しいかなってくらいでお願いしてみて!やってくれたら褒めておけば大丈夫。
子どもが寝てる時にお酒でも飲みながら、美味しいものを食べながら気軽に話してみましょう。
聞き上手な男性ばかりではないし、一人で子育てをしているママだっている。
男性には理解できないこともありかえってイライラしてしまったら…↓
実母や義母に相談してみよう
実母との関係性にもよりますが、実母には甘えましょう。
孫の甘やかし過ぎが気になるお母さんも多いようですが、おじいちゃんやおばあちゃんは孫を甘やかしても良い存在です。
よほどでなければ大丈夫ですよ。義母には甘えにくいかもしれませんが、昔と違い嫁と仲良くしたいお義母さんは多いので子どもをきっかけに仲を深めるチャンスです。
時代が変わり子育ても昔の常識が今では真逆だったりするので実母や義母のアドバイスに困惑することも…時代の違いにうんざりしてしまったら…↓
ママ友に相談してみよう!
ママ友といっても色々ですが、一番オススメなのが少しだけ月齢が上のお子さんがいるママ。
悩みを共有できるし、少しだけ先輩なのでリアルなアドバイスが聞けます。
ママ友って相性が大事なので難しいとこですが、各地域の支援センターではママ友を作れる環境作りに力を入れています。自分と合うママ友を見つけてみましょう。かつて友人だった人がママなら子育てだけでなく、いろんな話もできるので連絡してみるのも◯。
先輩ママ友さんにはお下がりがもらえたり、リアルタイムではないからこそのアドバイスがもらえてありがたいものですが、マウンティングや過剰なアドバイスをいただくこともしばしば…。
自分はもっと大変だったとか、自分はうまいことやっていたとか散々聞かされてストレスが倍増することもあるので気をつけましょう。身内や知人ではダメだと感じたら↓
住んでいる地域の相談窓口へ行こう!
各地域で子育てなどの無料の相談窓口が必ずあります。
ネットで検索してみましょう。直接出向くものから、電話、メール、自宅訪問などがあります。
関係ない第三者に話すことで得られるものも多いかも。
私は粗品ほしさにこの相談窓口に行ったことがありますが、正直イマイチでした。
初めて行った時に対応してくれたのが、子育てを終えた先輩ママ…専門の知識があるわけでもなく、経験もだいぶ昔の話で参考になりませんでした。次に行った際は保健師さんでしたが、マニュアル通りの対応といった感じでした。
地域によって、また担当してくれた人によって違うかとは思いますが、私のように地域のはイマイチだった人は…↓
専門の機関に行ってみよう!
心療内科へ行って先生に話を聞いてもらい、薬を処方してもらうのも大切です。
お母さんが悩みに押し潰される前に専門の機関へ行きましょう。
心療内科に行くのが抵抗がある人はママ向けの骨盤矯正やマッサージもオススメです。
自宅まで来てくれるサービスがあったり、子連れOKなところもたくさんあります。
心の乱れはホルモンバランスが影響していることもあります。骨盤矯正をすることでホルモンバランスが整うことも。
そこで話を聞いてもらったりするのも気持ちがスッキリするという方も多いのでオススメですよ!
誰にも相談できないと思ったら?
ブログやインターネットサイトを覗いてみよう!
育児系のブログを書いている人はたーくさんいます。
同じ悩みを抱えている人のブログを読むだけでも元気がもらえますよ。
悪質なブログもなきにしもあらずなので、心配な人はミルクメーカー公式サイトや大手教育企業のベネッセなどの作っている悩み相談などから見てみるのがオススメです。
ちなみに私はアメブロの育児系記事をよく見ています。
ただ見ているだけでも参考になったり、自分から悩みを相談することもできるのでいろんなサイトを見て元気をもらいましょう。
それでもまだ気持ちが晴れない人は…↓
そもそも悩まないようにするには?意識すべき3つの呪文
神経質になり過ぎない!
我が子のことになると無意識に神経質になりがちです。神経質にならないよう自分に言い聞かせましょう。
なんでもいいから誰かと話そう!
女性は話すことでストレスを発散できる生き物です。なんでもいいから会話をしましょう。できれば旦那さんと話すのが一番ですが、難しい場合は実母や友人など、直接話せないなら電話でも大丈夫。とにかく赤ちゃん以外と話すことを心がけましょう。
手抜きをして、自分を甘やかす!
お母さんは育児だけではなくたくさんの家事に追われています。どれもちゃんとやるのは不可能です。
手抜きをしましょう。空いた時間にあれやらなきゃこれやらなきゃと追い込んでしまいがちですが、何か一つさぼってテレビを見たり、お菓子を食べたり、自分を意識的に甘やかしてください。
まとめ
夫、母、ママ友など自分と身近な人との間でよくある悩みや、我が子の健康や自分の心と身体の悩みをご紹介させていただきました。
周りのお母さんは上手く育児をしているように見えるかもしれませんが、みんな同じような悩みを抱えているのが伝わったでしょうか?
悩みも身近な人であることがほとんどですが、その悩みを解決してくれるのも身近な人だったりします。人によっては保健師さんなど全くの他人が解決してくれます。一人で解決できることもあるかもしれませんが、子育てはみんなでするもの!というのを常に頭に入れておくのがおススメです。
子育ての悩みは人それぞれ。自分に合った悩み解決方法とストレス発散方法を見つけ、貴重な子育ての時間を悩みながらも楽しみましょう!