ディアラバ!DIAVOLIC LOVERS LOST EDENのキャラ別あらすじを徹底解説!

新たに「キノ」という新キャラが加わったロストエデン!キャラ別のあらすじを細かく書きました。ディアラバの新作をやる際に思い出せるよう書いたものになります。ネタバレありありありなのでご注意ください!

目次

ディアラバゲームソフトストーリー時系列

★順番通りにやらないとつまらないのでぜひ無印から時系列順にゲームをしてください!他にもゲームが発売されていますが、ストーリーは繋がっていないので以下のゲームだけでも充分楽しめます★

DIAVOLIC LOVERS(通称無印)

【攻略対象ヴァンパイア】

逆巻家 アヤト ライト カナト レイジ シュウ

スバル

DIAVOLIC LOVERS MORE BLOOD

【攻略対象ヴァンパイア】

逆巻家+無神家 ルキ コウ ユーマ アズサ

DIAVOLIC LOVERS DARK FATE

【攻略対象ヴァンパイア】

逆巻家+無神家+月狼家 カルラ シン

DIAVOLIC LOVERS LOST EDEN

【攻略対象ヴァンパイア】

逆巻家+無神家+月浪家+キノ

ロフトエデンプロローグ

カールハインツが亡くなりその力は託されたが、そのあまりの強大な力を制御しきれず、魔界は不安定な状態に陥る。今までカールハインツの力により均衡が保たれていたが、ヴァンパイア族以外の多種族が、カールハインツ亡き世の覇権を奪おうと暗躍していた。そしてさらに、カールハインツの息子を名乗るヴァンパイア「キノ」が現れたのだった。

キャラ別あらすじ

逆巻アヤト

カールハインツの力を引き継いだアヤトはその強大な力を制御できないにも関わらず天狗になっていた。見兼ねたリヒターが指導者としてやってくるがアヤトはそれを受け入れずにいた。カールハインツを失い、魔界と下界のバランスが崩れ不安定な状態の中、リヒターが何者かに殺されてしまう。兄弟たちが忠告するもアヤトは己の力を過信し、周りの意見を全く聞き入れなかった。難色を示す兄弟に苛立ったアヤトは屋敷ごと兄弟もろともふっとばしてしまう。気まずくなったアヤトは一人で魔界へ行ってしまった。重症を負った兄弟たちに手を差し伸べたのは自称カールハインツの隠し子「キノ」だった。

アヤトはユイのことはすぐに迎えに行き魔界へと連れて帰る。アヤトの気持ちを理解し、なんとかしなくては奮闘するユイだが、なかなかうまくはいかなかった。

一方、下界ではレイジとルキがアヤトはカールハインツの後見者としてふさわしくないから別の王をたてるべきだと考えていた。

それを知ったユイはレイジを説得しに行くが失敗に終わってしまう。しかもアヤトにこのことがバレてしまいユイを信じられなくなったアヤトは部屋にこもってしまう。

このままでは各種族による戦争がおきてしまいアヤトは殺されてしまうと思ったユイは戦いを避けるため自分の身を敵対するヴィヴォラに捧げることを決める。

ユイの行動にやっとアヤトは己の過ちを認め自分の兄弟たちのところへ頭を下げに行くが、そこにはアヤトのせいで足を失ったカナト、視力を失ったライトがいた。アヤトの謝罪は受け入れられず「死んでほしい」と言われたアヤトはユイに自分を殺してほしいと頼んだ。

ヴァンパイアエンド

アヤトの気持ちを汲んでユイはアヤトを銀のナイフで刺す。真っ暗な世界でアヤトは自分の行動を悔やんでいた。時間が戻ればいいのに…と思ったアヤトは気がつくとカールハインツの力を引き継いだ直後の世界に戻っていた。もう二度とあんなことにはならないようアヤトは改心し、少しずつ立派な王へとなっていった。

マンサーヴァントエンド

ユイがアヤトに手を下せずにいると教会の者たちが現れ、先に他のヴァンパイアたちを殺しにかかった。その隙にアヤトとユイはキノに助けらる。すっかりキノを信用した二人だったがキノは不敵な笑みを浮かべていた。

ブルートエンド

ユイに殺してもらったアヤトはその強大な力をユイへと引き継いだ。力を得たユイは何もかも終わらせようと魔界も下界も一掃しひとりぼっちになった。アヤトのグールを作るも空っぽになったユイは最後そのグールに自分を殺してもらうのだった。

逆巻アヤト感想

まさかのリヒター即死!アヤトのエクスタシーの最後で兄弟に受け入れられず、ユイに殺してほしいとお願いするスチル画像のとこで号泣。。。やっぱりアヤトが1番好き!!

ヴァンパイアエンドは時間が戻るっていう展開に驚いたけど、今回の展開は切な過ぎたからよかったです。レイジとルキが感じていたアヤトに対する劣等感を話すシーンも感慨深いものでした。

マンサーヴァントはあっけなさ過ぎて残念。キノのことは結局よくわからず…キノルートに期待。

ブルートエンドは恒例の?病みユイちゃん。嫌いじゃない。むしろ好き。

アヤトは本当に優しくなったな…。

逆巻スバル

カールハインツの力を受け継いだスバルは母親を見捨てたカールハインツの力に嫌悪感を抱いていた。しかもコントロールもできないでいる状況に苛立ちが募っていた。そんなスバルにユイは兄弟たちを頼るよう促す。はじめは嫌がるスバルだったが、次第に素直になっていく。そんなスバルに助言や手助けを逆巻家兄弟だけでなく、無神家も力を貸した。

それでも魔界と下界の不安定な状況は改善されず、スバルの王位継承を快く思っていないヴィヴォラ族から戦線布告を言い渡される。少しでも勢力がほしいスバルたちは因縁のある始祖カルラとシンに助力を申し出る。カルラから王の器として相応しいと認められれば力になると言われ、スバルは自分の力のコントロールしようと努める。なんとかカルラに認められ仲間になってもらったが、期待の勢力だった始祖カルラは不治の病に侵されており、不安は募るばかりだった。

教会と手を結んでいたヴィヴォラ族は他の種族を殲滅しいよいよこちらへ攻めてきていた。教会にはユイの父親がいるためスバルはユイに好きな方へいくよう伝える。ユイはしばらく父親かスバルか選べないでいた。そんな中、教会側についているキノからユイを教会側へ引き渡すよう言われる。悩んだスバルは親に対して自分のようにはなってほしくないと思いユイをキノへ引き渡す。しかし、キノの本当の目的はカールハインツの力を横取りすることであり、ユイを教会には渡さず人質として捕らえスバルを殺しに向かう。

ヴァンパイアエンド

ユイを人質にとられ劣勢だったスバルだが、クリスタの声が聞こえ持ち直す。キノを倒し、キノのお供だったユーリは自ら命を絶つ。最後にユイの父親セイジと対峙し銃口を向けられるが、ユイの説得と他の兄弟たち、始祖たちに囲まれたセイジは身を引いた。

その後、エデンで暮らすユイとスバル。スバルはカールハインツも何か理由があって自分たちから距離を置いたのではないかと思うようになっていた。時々兄弟たちみんなが遊びに来たり、無神家、月浪家とも交流が続き、幸せに暮らした。

マンサーヴァントエンド

キノとの戦いですでに瀕死状態のスバル。キノは追い討ちをかけるように最後はユイの手で殺すよう指示する。スバルをカールハインツの力から解放させてあげようと思ったユイはスバルにナイフを突き刺した。スバルの力は暴走し、それに巻き込まれてキノとユーリは死に、ユイもスバルの後を追うため、自ら命を絶った。

ブルートエンド

スバルはキノに殺され、カールハインツの力をキノが手に入れると思われたが、キノとユーリはユイの父親セイジとヴィヴォラ族の王に殺されてしまう。ユイが気がついた時にはなぜかセイジの元へいた。セイジから父親としてではなく男として求められたユイはセイジに強いられウェディングドレスを纏うこととなった。

逆巻スバル感想

アヤトからのスバルだったから兄弟たちや周りの優しさに感動…ちょっとアヤト推しとしてはアヤトが可哀想だと思うくらい逆巻家、無神家、まさかの月浪家までがスバルに協力的でした。そして、少しキノのこともアヤトルートよりはわかってきたのが面白かったです。キャラ全員集合でまさかディアラバでワンピース並みの仲間感が出てくるなんて…さすが末っ子スバル!そして、ユイの父親セイジがここでまさかのユイを女として見てる感じが、ありそうでなかったから気持ち悪いけどストーリー展開としてはありかな。普通にビックリした。カールハインツの苦悩も少し感じられて、そろそろカールハインツエンドがほしい!!!

ヴァンパイアエンドはみんながスバルを助けてくれて本当に幸せエンド♡とてもハッピーな気持ちになりました。

マンサーヴァントエンドはディアラバあるあるのロミジュリエンド。

ブルートエンドはスバルというよりセイジエンド…ちょっとセイジの顔も見たくなった。

それにしてもスバルは今回だいぶエロくなったな。

逆巻レイジ

憧れの父、カールハインツの力を受け継いだレイジは期待に応えようと奮闘していたが、なかなかカールハインツのようにはなれないでいた。エデンは荒廃していき、なんとかしなければと考えていたところ、エデンの崩壊と力の制御は自分の心が直結していることに気がつく。ユイを愛おしく思うほど荒れ果てていくエデンを見て、レイジはユイと距離を置こうとする。

不安定な下界と魔界ではヴィヴォラがユイと引き換えに共闘を申し出、下界の教会は逆巻兄弟の命と引き換えにユイを渡すよう迫っていた。レイジはカールハインツのようになるためにユイをヴィヴォラへと引き渡す。しかし、レイジはユイを引き渡したことをひどく後悔し、カールハインツのような神になることは諦め、ユイを取り戻しに行く。無神家の協力のもと無事にユイと再会を果たすが、レイジの命と引き換えに逆巻の兄弟たちを救い出そうとする。教会の秘密具によって力を制御されたレイジは最後に、自分の処刑はユイにしてほしいと懇願する。

ヴァンパイアエンド

ユイはレイジの望みならと剣をとるが、逆巻家、無神家が駆けつけ形成は逆転する。無事にみんなが助かり、エデンは崩壊したが、ユイと二人で新しいエデンを作ることを決める。逆巻、無神の兄弟たちみんなが気軽に二人の元を訪れる日々に慌ただしさを感じながらも幸せを噛みしめていた。

マンサーヴァントエンド

ユイがレイジの望み通り首を切り落とすと、カールハインツの力はユイへと受け継がれた。ユイはレイジに代わり、感情を捨てカールハインツのような「神」になった。

ブルートエンド

レイジに殺してほしいと頼まれるもユイはできずにいた。見兼ねたユイの父セイジがレイジを殺そうとするが、レイジは力を暴走させてしまい全てを吹き飛ばした。ユイが気がついた時にはレイジに抱かれ二人は炎に包まれていた。炎に苦しみながらも二人はこれを愛し合ってしまった罰だと受け入れ、一緒に焼かれていった。

逆巻レイジ感想

3つのエンドがアヤトとスバルを足して割ったような感じが…。レイジルートでは月浪家が全く出てこず、無神家がかなり友好的でした。ヴィヴォラにユイを引き渡した際に、ユーマがレイジに掴みかかって、レイジが思わず涙出ちゃうスチルシーンが最高によかった♡あのレイジが泣いちゃうなんて。レイジルートではエデンが崩壊しちゃうのもちょっと意外だったな…。レイジはやっとカールハインツ乗り越えられたね!!

逆巻シュウ

カールハインツの力を受け継いだシュウはなぜ父が自分に力を譲ったのかずっと疑っていた。そんな中、カールハインツの隠し子だと自称するヴァンパイア「キノ」が現れ、力を渡すよう強要される。シュウは力に固執していたわけではなかったが、カールハインツの思惑がわからない状況で安易に力をどうこうするべきではないと判断し申し出を断ると、ユイと共に監禁されてしまう。しばらく様子を見ていたがキノの気持ちは変わらなかった。シュウはツヴァイク族との会談があるため、力を使って脱出するが、ツヴァイク族への返事がキノの手により届いておらず宣戦布告を言い渡されてしまう。本来なら誤解をとくためにシュウがツヴァイク族の元へ向かうべきだが、魔界での力のコントロールがまだ難しい為、代わりにユーマが向かうことになった。しかし、シュウではなくユーマが来たことにツヴァイク族は腹を立て、ユーマを幽閉してしてしまう。ユーマがシュウの使いであることを認めた場合は愚弄したと見なし戦争、使いでないと言うならば不審者として処刑すると言われてしまう。ユーマを見捨てることができないシュウは戦争を受けでたつことを決める。

シュウは無神家の協力のもとカールハインツの狙いについても調べ始める。力をコントロールするにはカールハインツのように心を無にする必要がある。それができなければ力は暴走し、アダムとイヴ以外全て消滅する。そして残された2人には新たな生命が生まれる。これがカールハインツの求めた計画である「アダムと林檎計画」であると結論を出す。

ツヴァイクの王は戦争を受け入れたシュウの心意気を認めユーマの話を聞き入れることにするが、ユーマはキノに騙されツヴァイクの王を手にかけてしまう。その場でユーマも瀕死の傷を負うがキノが救い出し手当をする。

一方シュウはユーマがツヴァイクに殺され、その亡骸が晒されていると聞いたシュウはツヴァイクの元へ向かうがユーマの死体は無く、キノの物と思われるナイフが落ちていた。全てキノが仕組んだことだと知ったシュウは無神家を連れキノの元へ向かう。

レイジとユイは留守番を頼まれていたが、エデンの様子からシュウが心配になり二人もキノの元へ向かった。

キノと対面したシュウたちはキノから自分はカールハインツに捨てられ、劣悪な環境の中、魔力を持たず差別され続けているグールに育てられたことや力を手に入れこの劣悪な環境からグールと共に抜け出すことが目的だと聞かされる。キノもまた兄弟であり、カールハインツの被害者であると感じたシュウはキノの説得を試みるが、思いは通じずキノはユーマを殺そうとする。

ヴァンパイアエンド

ユーマが殺される寸前でレイジがユーマを庇い刺されてしまう。レイジが目の前で刺されたのを見たシュウは力が暴走してしまい、キノは死んでしまう。ユイが必死に呼びかけなんとか力が治る。レイジは命を取り留め、シュウは少し力がコントロールできるようになっていた。力が暴走しないためにもユイが必要だと感じ隣にいてほしいとシュウは願うのだった。

マンサーヴァントエンド

キノにユーマが殺され、力が暴走したシュウは全てを消してしまった。取り残されたシュウとユイだったが、シュウはそのまま眠りについてしまう。アダムとイヴが残ったが、シュウが眠り続けることで新しい生命は生まれず、カールハインツの思惑通りにはならないというシュウの意思を汲み取ったユイは眠るシュウに寄り添うのだった。

ブルートエンド

キノに殺されそうなユーマをシュウが庇いそのまま死んでしまう。力はシュウの意思でレイジに引き継がれるが、レイジはその強大な力を制御できず暴走させ全てを消してしまった。ただ一人取り残されたレイジはこれが自分へ罰かと嘆く。

逆巻シュウ感想

シュウが一番ヴァンパイアの王に向いてると思いました。エドガーとの頃のようなシュウにかなり戻ってる感じ。シュウのルートでは始祖は全く出てこないし、逆巻家もほとんどレイジのみ。無神家はオール出場でした。シュウとレイジの兄弟の絆が描かれていたのがとてもよかったです。ユイとの今後の関係はなんだか曖昧なままで、恋愛要素かなり少なめかな。でも逆巻家の誰よりもユイには優しかったかも。キノの目的もだんだんわかったしよかったです。恋愛要素が少ないせいかユイの存在感はかなり薄かったな…。

逆巻ライト

⚠︎前作のDARK FATEではどのエンドでもカールハインツの力を受け継いでませんがLOST EDENではライトも力を受け継いだ設定

カールハインツの力を無理矢理受け継がされたライトはその力を認められずにいた。その話題に触れることすらできないようなオーラを放ち、逆巻家の兄弟たちも困惑していた。ずっとはぐらかし続けるライトにユイは力を受け継いだのはライト君なんだよと言ってしまう。ユイに確信を突かれたことに気を悪くしたライトはユイを以前のような酷い扱いをしたり、避けたりするようになる。ユイは自分が言ってしまったことを後悔し、ありのままのライトを全て受け入れようと決める。また、アヤトは過去に母親との関係でライトを犠牲にして過ごしていたことを悔やんでおり、今回は向き合おうと奮闘していた。

そんな中、キノがライトの力がほしいとやってくる。力を引き継ぐにはライトが死ぬしかないが、生きていることに価値を見出せないライトは死んでキノに力を渡すこともやぶさかではなかった。必死に止めるユイを見て、キノはユイに後追いされては困ると思い、ライトの命を奪うのではなく、キノの目的である魔界で差別を受けるグールたちを新天地に導く手伝いをしてほしいと協定をもちかける。まずはヴァンパイア族を滅ぼすことから始めようとするが、アヤトの説得もありキノとの協力関係は終わらせる。

その後、ユイはキノに攫われてしまう。力をうまく使えないライトは誰かに頼ることを頑なに拒んでいたが、兄弟たちの絆を感じ、やっとみんなで協力しユイを救い出す。ユイはライトが助けに来るまでの間、キノたちとしばらく過ごしていたが、グールたちの苦しい生活を目の当たりにし、何かしてあげたいと思うようになっていた。それがキノの思惑だとも知らずに…。

無事にライトの元へ戻ってきたユイだったが、一度無理矢理キノに吸血されたこと、グールに同情している様子に気付いたライトは、またユイを拒んでしまう。キノとのことは誤解だが、グールことは助けたい思い、グールたちが他の魔族に襲われていると知り、ライトにエデンにキノやグールたちを受け入れてほしいとお願いする。あっさりユイの申し出を受け入れたライトは真っ直ぐにユイを愛せない自分に苦しんでいた。ユイの同情を買い作戦通りエデンに忍び込んだキノは火を放ち襲撃を開始する。キノはユイとライトを捕らえ、ライトを殺そうとするがライトが最後の願いとしてユイに殺してほしいとお願いする。

ヴァンパイアエンド

ここでライトを殺すことが彼の幸せだと感じたユイは首を切り落とした。解き放たれた力はエデンの世界樹へライト共に吸収される。キノは他の魔族に殺され、各種族の大戦争となったが、結局決着がつかず戦いに参加しなかったヴァンパイア族が魔界を統治する形になった。世界樹に取り込まれたライトは過去の記憶を幸せな記憶へと塗り替え真っ直ぐユイを愛せるようになっていた。力はあるものの、魔界の統治はレイジに任せユイと幸せな時を過ごした。

マンサーヴァントエンド

ユイはライトを殺すことができず、キノがライトを殺しその力を手に入れる。得た力で他の種族を殲滅し、ユイとエデンを去ろうとするがキノはユイに殺されてしまう。再び解き放たれた力は全てを無にかえした。

ブルートエンド

ライトは自ら命を絶ちその力を解放させた。ユイ以外は全てが滅び一人になったユイは、ライトのいない世界を嘆き続けた。

逆巻ライト感想

ライトの歪みや複雑さを痛感させられたロストエデン。そしてライトルートだけど、アヤト推しの私としてはアヤトの兄弟愛にめちゃくちゃ感動…。マニアックはアヤトルートといっても過言ではない。アヤト最高!!ヴァンパイアエンドではまさかの嫌な過去消して生まれ変わりでちょっとビックリ。結局、力はあるものの魔界は統治しないってところはライトらしかったな。

逆巻カナト

カールハインツの力を受け継いだカナトは毎日イライラしていた。兄弟たちはそんなカナトに呆れて怪訝そうな態度だった。ユイはどう接したら良いかがわからず腫れ物を触るような態度をとっていたが、それはよりカナトを苛立たせユイにも以前のようなヒドイ態度をとっていた。

手がつけられないカナトを置いて一度魔界へ行くことになった逆巻家。無神家とも合流し、エデンの荒廃を見ることになる。ひとりぼっちになったカナトは自分が力を受け継いだのはユイのせいだと思うようになりユイを殺してしまおうと魔界へ向かう。

兄弟たちは拷問部屋に閉じ込め、カナトはユイを殺しに向かうが、ユイは自称カールハインツの隠し子キノに保護されていた。しかし、逆巻家を襲撃してきたほかの魔族にユイは殺されたと言われたカナトは力を暴走させ、たくさんの魔族を殺してしまう。

キノの家ではキノたちと教会が手を組みヴァンパイア族を殲滅させようと企てていた。そしてその教会のトップにはユイの育ての親セイジが就いていた。セイジはユイを取り戻すために教会のトップにまで上り詰めていたのだ。そのことを知ったユイは複雑な思いでこの状況をヴァンパイアのみんなに知らせようとキノの元から脱出する。

逆巻家、無神家が状況を把握すると、取り返しがつかないことをしたカナトに家族として手を下さなくてはならないと結論付ける。納得ができないユイは色々と解決策を模索するが、そんな中、セイジとカナトと遭遇してしまう。セイジを前に力が暴走するカナトからユイを庇う形でセイジは死んでしまった。

気を失ったカナトとユイは気がつくとキノの家にいた。カナトは死んでしまったと思っていたユイと再び会えた喜びで、以前のカナトのようにユイに愛情を注いでいた。しかしユイは父親を殺したカナトに少し恐怖を感じているものの、こうなったのはカナトから離れた自分のせいだと思い自分を責め続けていた。

ヴァンパイア族と魔族が一丸となってカナトを攻めようとしていることを改めてキノから聞かされたユイはそのことをカナトへ伝えられずにいた。何も知らないカナトはエデンでユイと二人きりで暮らそうと提案し、ユイと共にエデンへ向かう。エデンへ向かえば必ず襲撃されると思ったユイはカナトに事実を伝えるが、力を受け継いだカナトは気に留めることもなかった。

ユイがカナトといるのは危険だと思った逆巻、無神家はカナトが寝ている隙にユイを攫い閉じ込めてしまう。このままではまたカナトが暴走してしまうと必死に扉を開けてほしいと願うとカールハインツの声が聞こえ扉が開く。

ユイが駆けつけると世界樹を前にカナトと逆巻兄弟たちは対峙していた。兄弟たちの懺悔の気持ちも届かずカナトは彼らを殺そうとしていた。

ヴァンパイアエンド

ユイがしばらく様子を見ているとキノが現れ捕らわれてしまう。ユイを人質にキノがカナトを殺し力を手に入れるが、キノの身体ではその力に耐えられず消滅してしまった。再び解放された力はカナトとユイと共に世界樹に取り込まれてしまう。ユイたちが気がついた時にはカナトがアダム、ユイがイヴとなって覚醒しており、再び生きて会うことができた二人は甘いものを食べながら幸せに暮らした。

マンサーヴァントエンド

ユイはカナトの元に駆け寄り、父親の仇としてナイフでカナトを殺してしまう。薄れゆく意識の中カナトもユイを殺し、これで永遠に一緒にいられると思うのだった。

ブルートエンド

カナトと逆巻家の戦いの間にに入ったユイは死んでしまった。ショックを受けたカナトの力は暴走し全てを殲滅した。世界樹に取り込まれたユイはずっと眠り続けていたが、いつかイヴとして目覚めることを信じ、やっと二人きりになれた世界でカナトはユイの目覚めを待ち続けた。

逆巻カナト感想

アヤトのように一度は兄弟に見放されるも、最後は味方になってくれようとしたのに完全拒否。カナトだけは兄弟愛がなかったのか?逆巻家ルートの中でユイの心の距離も一旦とはいえ一番離れた感じもしたし、結局アダムとイヴになるってなんだったの?とモヤモヤ。ブルートエンド が一番カナトっぽくていいけど、カナトルートはイマイチだったかも。

無神ルキ

カールハインツが亡くなり、その力は逆巻家の長男シュウに託された。イヴであるユイの気持ちを手に入れたのはルキだったが、結局カールハインツはシュウを選んだという事実をルキは納得できずにいた。イヴであるユイのこともアダムになれなかった自分のそばに置いていいものか悩み、ユイや兄弟たちにも辛く当たっていた。そんな中、ルキはシュウから直々に補佐役になってほしいと依頼を受ける。かなり抵抗はあったが、悩んだ末にこの目でシュウがカールハインツの後継者に相応しいか確かめようと決意し、その依頼を承諾する。シュウのそばにいることで彼の器の大きさや力量を知ることができたルキは彼を素直に認めることができ、自分の弱さを受け止められるようになっていた。そんな矢先、キノによって、カールハインツがルキの実の父親を陥れた「悪魔」である事実に辿り着いてしまう。ルキを含めアズサやユーマ、コウのような孤児たちがたくさんできてしまった背景にはカールハインツの存在があった。そしてその成れの果てがキノが率いるグールたちだった。その真実をルキは一人で背負うとするが、そんなルキの異変に気付いたユイがルキから真実を聞き、無神兄弟たちにも話すことを決意する。はじめはみんな驚き、ショックを受けるが、全員が真実を受け止め、カールハインツのことも受け入れる。キノはルキが真実を知ることで無神家みんながカールハインツを恨み争いが起こることを望んでいたが、上手くいかなかった為、ビボラ族を嗾しかけヴァンパイア族に奇襲をかけた。

ヴァンパイアエンド

ビボラ族の奇襲に対し、シュウを上手くサポートするルキ。キノの作戦も虚しく、ヴァンパイア族の勝利となった。

ルキの心は穏やかになり、シュウもヴァンパイアの王として躍進しているが、エデンは少しずつ荒廃していった。どんな形であれ、そばでエデンを見守りたいと願ったルキは兄弟たちとは離れ、ユイとエデンで暮らすことを決める。ユイにプロポーズをし穏やかにエデンで過ごすのだった。

ブルートエンド

ビボラ族とヴァンパイア族との戦争が始まり、結果ヴァンパイア族は敗北してしまった。捕らえられたユイはキノの嫁になるよう命じられ、逆巻家と無神家は全員ユイの目の前で処刑すると宣告される。ユイはルキのいない世界で生きることはできないとルキに殺してほしいと懇願する。ルキはそれを承諾しユイを殺した後、自らも命を絶った。

マンサーヴァントエンド

ルキたちがカールハインツを受け入れたことを知ったキノはユイの目の前で無神家たちを全員殺してしまう。ユイはキノに声を奪われ連れていかれてしまうが、シュウがキノたちを一掃してくれた。ユイは声と家族を失ったが、彼らが大切にしていたエデンを一人で見守ろうと決意しそこで暮らすのだった。

無神ルキ感想

ブルートエンド が一番好き!しっかり者でいつも冷静沈着で、いつも最善の道だけを選ぶルキ君がその「ルキらしさ」に苦しめられているのが印象的だったロストエデン。そんなルキが少し思うがままにできたのがブルートエンド な気がして、ロミジュリみたいで素敵でした♡

無神コウ

カールハインツは自分の力をスバルに託すが、魔界は不安定な状態が続いていた。無神家はエデンの様子が気になり下界から魔界へ移動すると、荒廃したエデンの姿を目の当たりにする。エデンが思い出の場所であり、大切な存在であるコウは心が乱れるが、ユイがそばにいるおかげでなんとか平穏を保っていた。本当はアダムに選ばれたスバルにイヴであるユイを渡すべきだと考えるが、愛し合う二人は気持ちを確かめ合い一緒にいることを望んだ。エデンの荒廃について、スバルに相談する為に、コウは一人で話し合いに行くが、そこでヴァンパイヤを襲っているグールのトップであるキノがやってくる。キノがカールハインツの息子であること、生い立ちが自分と似ていることを知りコウは気持ちが揺れ動く。その間、コウが心配で様子を見に来たユイとアズサがビボラ族に捕まったという情報が逆巻家に入る。ユイたちを助け出したいコウだったが、力がないためスバルたち逆巻家がビボラ族との交渉を行うことに。その様子を見て落胆するコウに、スバルの力がほしいのでは?とキノは怪しく詰め寄る。一方ユイは捕らえられてしまったものの、ビボラ族であるコーデリアの心臓を持つため丁重にもてなされていた。

コウは居てもたってもいられず一人でユイを助けに行こうとするが、キノもついてきてコウを手伝うという。不審に思いながらも承諾し無事にユイとアズサを救出する。行き場のないコウたちをキノは彼の本拠地であるグールが住まうローティゲンベルクへ案内する。そこはあらゆる魔族に差別されたグールが住まう、腐った無花果の臭いがするところだった。少しの間コウと二人で住まわせてもらっていたが、逃げ出してきたビボラ族からは反感を買いヴァンパイア族に戦線布告が言い渡される。コウとユイは二人で遠いところへ逃げるか、ユイがスバルの元へ行くかの選択が迫られていた。二人は大切なものを守るためユイがスバルの元へ行くことを決断をする。コウへの想いを抱いたままユイはスバルの元へ行く。コウは一人下界へ行きアイドル活動を再開した。そこへ魔族狩りのグールの女性が現れる。その女性はコウの夢に出てきた女性だった…。

グールの女性は自分はレオナだと名乗りコウをエミリオと呼んだ。その名前に心当たりがないコウだったが、レオナはすぐに立ち去ってしまう。するとすぐに今度は傷だらけのユイがやって来る。ビボラ族が攻めてきて、応戦したスバルが力を制御できず、城を吹き飛ばしてしまい、母親のクリスタは亡くなりユイも吹き飛ばされ大怪我をしてしまい、なんとかコウの元までやってきたのだと言う。コウはしばらく看病に専念するが、ユイが回復したのを機に一緒に魔界へ行き不安定なスバルをサポートしに向かう。例えユイがスバルのものになってもそばで見守りたいと再び想いを寄せ合う二人。塞ぎ込んでいたスバルを奮い立たせ再びビボラとの決戦に挑もうとするとキノとレオナが現れる。そして二人の口からレオナはカールハインツのせいで引き離されたコウの母親であり、このグールたちはカールハインツの研究材料とされて死んだ人間からグールになった者たちだと知らされる。たくさんのグールたちがキノの背後から現れ動揺するスバルやコウたちの隙をつき、キノはスバルを銀のナイフで突き刺す。重症を負ったスバルを助ける為、コウはユイのいる安全な部屋へとスバルを運ぶ。カールハインツがしてきたことを知り、責任を感じたスバルは自分を殺してコウに力を継いでほしいと頼むが、コウはそれを断りスバルの回復を待ちキノの元へユイ、コウ、スバルで向かった。

ヴァンパイアエンド

回復したスバルはキノを倒すが、不意を突かれキノの側近ユーリに殺されてしまう。そのままユーリもキノを追って自殺。スバルの中にあったカールハインツの力はコウへと注がれた。コウは力を使いスバルが殺される直前まで時間を巻き戻す。ユーリからスバルを守ったコウだったが時間の巻き戻しをしたことで魔界のバランスが崩れていた。スバルとコウは協力して魔界を落ち着かせ、力を引き継いだコウは新たなエデンを作りユイと幸せに暮らした。

ブルートエンド

スバルはキノを殺すが、コウはそのままスバルも殺してしまう。カールハインツを許せなかったコウは力をスバルから奪いユイ以外の全てを消し去り自ら消えてしまった。残されたユイは力を受け継ぎ孤独な世界で次の生命が芽吹くのを待つのだった。

マンサーヴァントエンド

完全に回復しきれていなかったスバルはキノに殺されてしまう。コウがスバルの敵をとるがスバルは力をコウに譲り死んでしまう。しかし、元人間のコウでは強大な力に耐えきれず右目の義眼だけ残し消滅した。心が壊れたユイは誰の言葉も届かず、その目を自分の右目に入れ幸せそうに過ごすのだった。

無神コウ感想

もっとキノのことを信用しまくって最後裏切られる展開を予想していたけど、意外と最後まで警戒してて、スバルとの友情ストーリーでもあったのがよかったけどコウですが、ヴァンパイアエンドのあっけなく力を受け継いで時間巻き戻せちゃうことに頭がついていかなかった(汗)もうちょっと実のお母さんとの関係も深掘りしてほしかったな…。あと個人的にはコウがユイをスバルに渡して、スバルがとことんユイに尽くしてユイの心がスバルに移っていくコウルートからのスバルエンドも見てみたい!(無理だけどね)エンドの中では病みユイちゃんのマンサーヴァントエンドが一番好きかな。想像を超えるユイの行動にいつも驚かされます。

無神ユーマ

カールハインツが亡くなり、その力は逆巻家長男シュウに託されたが、シュウは当主として何も行動せずにいた為エデンは荒廃していた。下界にいたユーマたちはそんなエデンを守るために魔界へとやってくる。荒れ果てたエデンを見て、シュウに苛立つユーマの前に突如カールハインツの隠し子を名乗るキノが現れる。彼はシュウを殺し、その力を奪ってエデンを復活させるから手を組まないかと誘ってくるが、かなりの胡散臭さにユーマは断じて応じなかった。シュウに直接会って話そうとユイと共に会いに行くと、キノにボコボコにされているシュウを見つける。このまま死んで力をキノに渡しても構わないと言うシュウを助けるユーマは心底苦しそうだった。そんな様子を見てシュウはユーマを含む無神家の人たちのように力がほしくても受け継げない者たちの気持ちを知り心が揺れ動く。

魔界へ戻ろうとしていたユーマたちの元に突然「ルクス」が現れる。彼はかつてユーマが人間だった頃、スラム街でリーダーだった人だった。ユーマの目の前で死んだはずのルクスはグールとして蘇りキノと行動を共にしているという。昔の恩人との再会に喜ぶユーマだったが、ルクスからキノに協力してほしいと頼まれてしまう。躊躇するユーマだったが、とりあえずキノやグールたちが住まうローティゲンベルクへ来てほしいと言われユイと向かう。異臭がするひどい地帯ローティゲンベルクに着くと、ユーマはグールがひどい差別を受けている姿を目の当たりにする。そして、キノの目的はこのグールたちを救うことだと聞かされる。キノのことは信用できないが、ルクスの言葉は信用できるし、グールたちのことも何とかしたいと思ったユーマは、ルキやシュウに相談しようとキノやルクスを連れてエデンへ戻ろうとする。一方エデンには突然シュウが訪れ、彼が来ただけでエデンは息を吹き返し始めていた。そこでユーマたちが戻ってきていないことを知ったシュウは、ビボラやグールが怪しげな動きをしていることから無神家と共にユーマたちを探しに向かっていた。ユーマたちを見つけると、ルキたちはユーマがグールに囚われていたと思い込み戦闘体勢に入ってしまう。キノは咄嗟にユイを人質に取りグールに一斉攻撃を命じる。どちらにも止めるようユーマとユイは声を荒げるが届かず、シュウを殺そうとしたルクスは殺されてしまった。ユイはスバルに助けられ、怒り狂うユーマをアズサたちで何とか押さえつけ一旦撤退する。ユーマは部屋に一人篭り、事情を知った逆巻家と無神家は今後の方針を考えていた。一方キノはルクスは僕の作り物なのに…と高笑いをしていたのだった。

ユーマはやはりグールたちを助けたいと願いヴァンパイアとは縁を切り、ユイと共にキノの元を訪れる。力のないグールたちを率いるキノは下界で教会と手を組み魔族狩りをしていた。グールたちを助けるにはこれしかないと言われユーマも加勢してしまう。自分のしていることに苛立ちを隠せないユーマはユイに強く当たってしまい次第にユイの元へ帰らなくなってしまった。そんな中、魔族狩りの仇討ちに現れたビボラ族にユイは攫われてしまう。助けに向かったユーマとキノだったが、キノは魔族狩りの首謀者をユーマに仕立てあげユーマは捕まり処刑を待つ身となってしまう。さらにキノはユイにユーマを救う為にビボラの姫となりエデンを撃ち落とす指揮を取るよう命令する。ルクスも偽物だと聞かされキノにまんまと嵌められたことに気付く二人。ヴァンパイア族とビボラ族の戦争の最中、キノはユイを連れヴァンパイアの王であるシュウにユイと引き換えに力を渡すよう交渉を持ちかける。

ヴァンパイアエンド

キノの交渉を受け入れたシュウはユーマへ償いたい思いから自ら命を断ちその力は駆けつけたユーマの目の前でキノへ渡された。しかしキノは力を制御できず、且つ逆巻家、無神家の総攻撃に合い死んでしまう。カールハインツの力は世界樹へと注がれそこにはシュウの生まれ変わりと思しき胎児がいた。世界樹に包まれた胎児をユーマとユイは我が子のように見守り、またユーマはグールへに仕事の斡旋をしたりする日々を過ごした。

ブルートエンド

キノの交渉を断り、力もユイも渡さないと宣言するシュウ。そこへユーマも駆けつけ、キノは一度退散する。いっそ全てを燃やしてしまおうと企むキノにユイが手を掛ける。まさかユイがそんなことをすると思わなかったキノは死んでしまう。ユイは自分の罪を償うため自ら命を断ちがグールとして蘇る。ユーマはグールが平等に暮らせる世界を作ろうと努力し続け、ユイはグールとして差別を受けながら生きていくのだった。

マンサーヴァントエンド

交渉するキノの隣でユイは自ら命を断つ。人質を失ったキノは逃げるがビボラ族に殺されてしまう。ユイを失ったユーマは枯れゆく世界樹を見ながら早く世界が終わることをただ祈っていた。しかし、何十年経っても世界は終わらずユーマはユイの元へ行くことを決め焼身自殺をする。

無神ユーマ感想

ロストエデンでユーマ君はエッロくなりましたねぇ(笑)。ユーマがキノにだいぶ騙されていたのが意外でした。ユーマルートはかなりユーマ×シュウに重きを置いた感じのストーリー。エンドはどれも物足りないけど、ヴァンパイアエンドでシュウの生まれ変わりを育てるのにビックリ!そうくるかーって感じでした。

無神アズサ

左腕を失ったアズサは(ダークフェイド参照)ユイや兄弟たちと幸せな生活を送りながらも自分の無力さに悩んでいた。カールハインツから力を受け継いだカナトはその力をコントロールできず、そのせいでエデンが荒廃していると知った無神家はエデンでしばらく過ごすことに。エデンに来てからも変わらず落ち込むアズサに自信を付けてもらうためルキが逆巻家へ出向いた際にアズサに届け物を依頼するが、ルキとはすれ違いになってしまい、且つヴァンパイア族と覇権争い寸前だったビボラ族の縄張りにアズサは迷い込んでしまう。なんとか自力で逃げ切るアズサは途中でグールを率いた血塗れのヴァンパイア「キノ」に出会う。キノからの助けようかと言われるが断ると、損な役回りの彼氏でイヴは幸せなのか?と問われる。エデンに戻り、自分の無力さをさらに痛感したアズサはより落ち込んでいると、激怒のカナトがレイジと共に無神家を訪れる。ビボラ族がアズサに襲撃され殺されたと勘違いし宣戦布告をしに来たと怒り心頭のカナト。おそらくキノがしたことだと弁明するが、カナトは聞く耳を持たずアズサに責任をとるようにと言い放つ。さらに落ち込むアズサだったが、誤解を解くためにビボラの王の元へ向かうことを決意する。そして、そんなアズサについて行くとユイとルキ、コウ、ユーマからアズサへの思いを聞きアズサは涙を流しながらみんなに感謝するのだった。

アズサたちはビボラ族の王ツヴァイクに会いに行き、縄張りには誤って入ってしまったが、ビボラ族を殺してはいないことを説明する。血の繋がりはないのにお互いを心から信じ合っている無神兄弟を見てツヴァイクはアズサの無実を信じてくれた。またイヴはかつてのビボラ族の王ブライの娘であるコーデリアの心臓を持っているため歓迎され宴が催された。ほっとしたのも束の間、突如ビボラ族の敷地は炎に包まれる。なんとか無神家のみんなは逃げることができたが、ビボラ族の多くが犠牲になってしまった。アズサは1人でも助けようとした為、右腕にひどい火傷を負ってしまう。そこにキノが仲間を率いて現れる。火を放ったのはキノたちであり、無神家は全員拘束されてしまう。しばらくするとアズサだけが呼び出され、キノが協力している教会の人間に力を与えたいと提案される。それはヴァンパイア族を裏切る行為にあたる為しばらくこたえを保留していたが、そうこうしている内に無神家は逆巻家から見放されビボラ族を襲撃した反逆者とされてしまう。このままではイヴはカナトの元へ連れられ、ルキたちも無事では済まないと思ったアズサは教会の申し出を受け入れ力と左腕を手に入れる。

力と左腕を手に入れたアズサはキノや教会の人たちの指示に従わなければならず、彼等の魔族狩りを手伝わされていた。アズサの本意ではなかったが、ヴァンパイアに反逆者とされてしまった今、こうするしかユイや兄弟たちを守れなかった。しかしルキは1人で逆巻家に向かい反逆者は自分だけだと告げ、自ら犠牲になることを望んだ。ルキがカナトに処刑されることを知ったアズサたちは助けに行こうとするが、アズサは教会の命令には歯向かえないよう呪術がかけられており助けに行くことができなかった。なんとかカナトと交渉するためイヴであるユイが自らを捧げることでルキの処刑を止めようと出向くが、ユイだけではなくカナトは無神兄弟全員が来なければルキを処刑すると言い放つ。ルキとの面会だけは許され、何とか一緒に逃げようと説得するが、ルキはアズサやみんなの為にこうするのが一番犠牲が少ないと決意は揺らがなかった。その間、キノたちはルキの処刑に合わせヴァンパイア襲撃を企てていた。処刑場は一気に戦火となり、処刑どころではなくなっていた。アズサはカナトの元へ辿り着き殺そうとするがルキが間に入り止める。そんなアズサを見ていたキノはアズサの体を操りルキを殺させる。するとアズサの力が暴走しキノを殺害。そしてもう誰も手がつけられない状況になってしまった。

ヴァンパイアエンド

暴走するアズサの脳にルキの声が届き、アズサの暴走が止まる。ルキはなんとか一命を取り止め、キノが全ての主犯であることがわかった為、無神家の反逆罪も取り消された。再びエデンで過ごすことになったアズサは教会からもらった左腕を自らの意思で切断した。そしてみんなから新しく義手をもらいアズサは「心の強さ」を手に入れたのだった。

ブルートエンド

暴走するアズサの力はあたり一面を血の海にしていた。正気を失ったアズサは大切な家族がいなくなったことにも気付かないまま、教会の犬として魔族狩りを続け、その対価として幸せだった頃の映像を何度も見る人生を送るのだった。

マンサーヴァントエンド

暴走したアズサの力でカナトを殺してしまいカールハインツの力はアズサへと受け継がれるが、元人間であるアズサには受け止めきれず消滅してしまった。ユイはアズサを失ったショックからアズサの部屋から一歩も出られないようになってしまう。残されたコウとユーマは死んだアズサとルキのためにも家族として最後までユイの面倒を見ることを誓うのだった。

無神アズサ感想

ストーリー展開はトップと言っていいほど飲み込まれました。無神家の絆がよく描かれており、特にルキの兄弟愛が感動的で、最後のアズサ×ルキのスチル画像シーンは感動して泣いちゃいました。アズサはユイにも本当に優しくてアズサ史上最高の作品でした。逆巻家は出会った頃の無印なみに冷たかった…。

月狼家プロローグ

逆巻家から月狼家に移り数ヶ月が過ぎた頃、カールハインツが亡くなりその力は逆巻家の誰かに引き継がれていた。しかし、その力の制御は難しく魔界の均衡は崩れ、他の魔族たちは覇権争いに躍起になっていた。たった2人しかいないファーストブラッドである2人は毎日のように魔族たちから同盟を申し込まれていたが断り続けていた。そんな折にカールハインツの0番目の王子と名乗るキノが直接月浪家に奇襲をかけてくる。キノは自分が将来アダムになるからイヴであるユイを渡すよう宣戦布告を言い放つ。カルラとシンはついに再び覇権を手にするために行動を起こす。

月浪カルラ

カルラは始祖王として覇権争いにどう挑むべきか日々考えていた。そして出した結論は魔族でありながら魔力を持たず虐げられている存在「グール」と取引きをすることだった。先日、カールハインツの0番目の王子を名乗るキノがグールを率いて攻めてきたこともあり、シンは乗り気ではなかったが、カルラに従いグールの住まう「ローティゲンベルク」へと赴く。異臭が漂う地にますます不快感を表すシンをよそにカルラは早速出迎えにきたキノに交渉を持ち掛ける。カルラはグールたちが協力してくれるなら、グールたちを始祖が住まう万間殿へ招き、彼等の生活を守ることを約束した。シンは突然のカルラの提案に驚き反対したが、カルラの気持ちは固まっていた。あまりにグールにとって有利な交渉にグールをただ利用するつもりだったキノは面白くなかった。キノはグールたちにカルラがグールを万間殿に閉じ込め虐殺するつもりらしいと嘘の噂を流し、それを信じた一人のグールがカルラを襲いカルラは深傷を負ってしまう。始祖の力でいくらでも反撃は可能だったがグールたちの信頼を失わないためカルラは敢えて刺されたのだった。そんなカルラの評判はグールたちに広まり、キノはとりあえず自分も表向きはカルラを支持しておこうと決め、万間殿への移動を承諾した。

万間殿へ移動途中、一休みしていたカルラたちだったが、キノはここでビボラ族をけしかけ始祖を始末してもらおうと企み、わざとビボラ族の縄張りを荒らし怒りを買う。カルラの采配で全員無事に万間殿へ辿り着いたが、キノはますますおもしろくなかった。万間殿ではシンがグール男性陣に武術を教え、女性陣は庭で作物を育てるなど平穏な暮らしをしていた。徐々にグールたちの信頼を獲得していたカルラだったが、自分の手下だと思っていたグールたちがカルラを支持しているのが気にくわないキノは付け入る隙を探していた。書庫からカルラが発病している「エンデツァイト」について知ったキノはかつてローティゲンベルクで看病した男が始祖であり、エンデツァイトにかかっていたことに気付く。そして、その時お礼にもらったペンダントのことを思い出し探すが、それはすでに他のグールにあげてしまっていた。そのペンダントの今の所有者はかつてカルラを刺したグールであり、キノは手がかりとなるペンダント返すよう命令するが反発されそのグールを殺してしまう。そしてその罪をカルラになすりつけグールみんなに伝えてしまう。グールたちはカルラを疑いせっかく築き上げた信頼が崩れてしまう。シンが調べた結果やはりキノが犯人だと確信したカルラだったが、今はことを荒立てる時ではないと判断し、キノの裏の顔に気づきながらも泳がせていたが、ユイがキノからもらったペンダントを見るとカルラは顔色が変わり急いでキノの元に向かった。

ペンダントはカルラと同じ病に陥っていた叔父のものだった。カルラはキノにペンダントのことについて問い詰めると、叔父はローティゲンベルクに行き、病が治ったものの自殺したという話を聞く。なぜ病気が治ったのに自殺をしたのか、カルラは書庫に篭り調べているとローティゲンベルクの瘴気により病は治るがその代償に始祖ではなくなりグールになってしまうことがわかる。病状は悪化していたが、ユイにはこのことを告げず、始祖でなくなるくらいなら死ぬ選択をする覚悟だった。そんな中、ビボラ族がまもなく責めてくるとの知らせが入り、シンに武術を教わっているものの魔力のないグールたちの不安が募っていた。そこにキノが付け入り、ユイを差し出せばビボラ族とは戦わずに済むことをグールたちに伝える。そしてキノの思惑通りカルラにユイをビボラ族へ引き渡すようグールたちが声を上げるとユイはカルラの制止もきかずにビボラ族へ行くことを宣言する。激怒するカルラだったが、ユイの気持ちは変わらずビボラ族へ引き渡される。さらに病状が悪化しているカルラを見てキノはグールたちを再び焚きつけ、シンを殺し万間殿では内争が勃発する。ビボラもまたヴァンパイアに奇襲をしかけており、ユイは安全な部屋に残されていたが、万間殿で内争が起きた聞き、部屋を飛びしカルラの元へ向かった。しかし途中でヴァンパイアの使い魔に捕まってしまい、シュウの元へ連れて行かれる。とにかく今はカルラの元へ行きたいと無理を承知でシュウに万間殿に連れて行ってほしいとお願いすると、シュウは「お前ほんと面白い女だな」とユイをカルラの元へと送り届ける。

ヴァンパイアエンド

カルラの元に戻ったユイは現状をカルラから聞き、一刻も早くローティゲンベルクへ向かい病を治そうと提案する。カルラはシンの仇が取れるならグールなろうが構わないと思いユイと共にローティゲンベルクへ向かう。そこでしばらく過ごし病は完全に治りグールになったカルラだったがそこへヴァンパイアからキノ及びグールたちを全滅したとの連絡が入る。病も癒えたカルラは自分が仇を取れなかったことを悔やみながらも万間殿へ戻ると、シンと再会する。シンは瀕死の状態のところ地下牢へと閉じ込められ、そのまま置き去りにされた為、自力で回復したという。それからヴァンパイアと協定を結びキノたちを全滅したらしい。ビボラ族も撤退し、魔界は均衡を再び取り戻していた。シンの成長に安心したカルラはグールになってしまったから王座を譲りたいと申し出るとそれは断られてしまう。しかしユイのお腹にはカルラとの始祖の子が宿っており、そのことをここで初めて知ったカルラとシンは心から喜びまた万間殿で暮らすのだった。

ブルートエンド

カルラの元へ戻ったユイだったが、すぐにキノに捕まってしまう。抵抗するユイに苛立ったキノは先にカルラを殺そうとするが、ユイは身を挺して守りそのまま死んでしまう。そのことに逆鱗したカルラは万間殿ごと吹き飛ばし、自らも死んでしまう。

マンサーヴァントエンド

万間殿へ辿り着いたものの、カルラの元へ行く前にキノに見つかりユイは地下牢へ閉じ込められてしまう。その間、ヴァンパイアを攻め入ってたはずのビボラ族がユイが万間殿にいると知り、万間殿へと攻めに向かっていた。キノはグールたちを時間稼ぎとして犠牲にしユイと逃げようとすると、ずっとキノの行動に疑念を抱いていたユーリがついにキノを殺してしまう。地下牢に入れられたユイはなんとか逃げ出し、カルラを連れてローティゲンベルクへ向かった。しばらく過ごし病は癒えたが、グールになったカルラは抜け殻のようになってしまった。ユイはそんなカルラのお世話をずっとここでし続けようと誓い、静かに暮らすのだった。

月浪カルラ感想

前作から初登場だったカルラさんなので、ユイとのラブラブは後半のみだったこともあり、イマイチキャラを掴みきれてなかったのですが、カルラさんとにかく優しいし、王の器ハンパない!ディアラバで王に相応しいのって結局シュウかカルラさんしかいないと改めて思う。何でも見透かしてくれるから「何でわかってくれないの?!」とか「何でそんなことするの?!」ってことがほぼない。キノの腹黒さにも気付いて行動してくれるから安心!ユーリとキノがカルラルートでは少し暗雲立ち込めるのもよかったんだけど、反映されるのがマンサーヴァントエンドだけなのがちょっと残念。あとカルラさんは見た目がセクシーなのにあんまりエロさがないので、そこもまたいいんだけど、もう少しエロいカルラさんも見てみたい!!

月浪シン

兄カルラのエンデツァイトによる症状は日に日に悪化していた。そんなある日、シンは意識が朦朧としているカルラを発見する。すぐに駆け寄るとカルラは吐血してしまう。カルラの血を浴びたシンはすぐに洗い落とすが、自分もエンデツァイトがうつってしまったかもしれないと疑う。ユイには絶対にうつしたくないと思うシンはユイを避けるようになってしまう。使い魔から下界で魔族狩りが発生していることが知らされ、カルラはシンにユイを連れて下界に行き、そのことを調べるよう命じる。自分がエンデツァイトかもしれないと不安なシンはユイを連れて行きたくはなかったが、仕方なく同行させる。下界でも冷たいシンに不安を感じたユイは話し合おうとするがシンは真実を話せず、好きでユイを遠ざけてるわけじゃないという苛立ちからユイをキツく突き放してしまう。シンは魔族狩りのことを調べる為、キノと接触し魔族狩りはキノたちグールと教会が手を組みやっていることだと聞かされる。そしてキノから手を組まないかと提案される。イマイチ信用ならないキノに不機嫌な態度をとるシンはカルラには全て使い魔を通じて報告した。一方ユイはシンの言動にひどく傷つくが、何か事情があるに違いないと思い、原因の1つにカルラの病エンデツァイトが関わっているはずだと思い、逆巻家に向かいレイジからエンデツァイトについて教えてもらい、カールハインツがかつてまとめていた研究資料も借りることができた。レイジからは力を引き継いだスバルが不安定で、力を制御できていない為戻ってこないかと提案もされ、ユイはシンを選んだから戻れないと断るが、いつでも歓迎すると言われるのだった。

シンはキノと接触後、下界の家に戻り少し横になっていると咳が出て苦しくなる。やはりエンデツァイトに感染してしまったんだ思っているとそこにユイが逆巻家から戻って来て、苦しんでいる姿を見られてしまう。シンはエンデツァイトにかかったことをユイに知られてしまったと思い込むが、ユイはカルラのことが心配で苦しんでいると思っていた。そしてシンはユイだけは自分が死んでも生きてほしいと強く思い、ユイを無神家に預けることを決める。突然預けられたユイはシンの側にいたいと懇願するが、シンを信じて待つことにする。ユイの元を去る前にカールハインツのエンデツァイトについて研究資料を読んでいるとエンデツァイトは感染者の血液が体内に少しでも入ると必ず発症し、1ヶ月以内に痣ができると書かれていた。カルラの吐血を浴びてから一ヶ月以上経過しており、シンは自分の身体を確かめてみるが痣は見当たらなかった。とりあえずシンはカルラのいる万間殿に戻ろうとするが、途中キノの差し金でビボラに襲われ、捕らえられてしまう。そこでビボラからかつて母クローネが結婚前にヴォルフ族の者と恋仲であったことを聞かされる。その話を聞きシンは自分がエンデツァイトにかからないのは自分が始祖ではないからではないかと強く疑い激しく動揺した。ユイはルキのはからいでシンに手紙を書くが、届けるはずの使い魔からシンが万間殿に着いていないことを知らされる。何かあったと思ったルキたちはあたりを探りに出かけた。

シンはもう戻ってこないだろうと思ったルキはユイをスバルへ引き渡そうとし、ユイを部屋に閉じ込めた。しかしスバルはシンに惚れているユイを自分のところには置けないと自分の気持ちは隠し、ルキやレイジには黙ってユイを開放する。またカルラはシンがビボラ族に捕まったことを知り、ビボラ族の元へと向かっていた。シンはキノに交渉を持ちかけ牢獄から出してもらうが、万間殿に戻る途中でユイと遭遇する。万間殿に戻るとカルラの姿はなく入れ違いでビボラ族の元へ行ってしまったことが発覚する。さらにカルラはビボラと手を組むことにしたと知らされ、誰にも支配されない誇り高き始祖であるカルラがそんなことをするはずがないとシンは血相変えてビボラ族の元へ向かった。カルラとの再会を果たしたシンだったが、カルラからもう自分は長くないからあとは任せたと言われ、カルラはそのまま意識を失ってしまった。自分は始祖ではないことをカルラに伝えなくてはならないと思っていたシンだが、シンが伝えるより前にそのことを知ったキノが意識を取り戻したカルラに伝えてしまう。シンは複雑な気持ちのままカルラの代理でビボラとの協定を誓う調印式にカルラの代役で向かっていたが、そこにカルラが現れた。

ヴァンパイアエンド

カルラはシンが始祖であろうがなかろうが母上の子であり、自分の大切な弟であることに変わりないと伝える。そして次期始祖王はシンだと力強く伝えそのまま灰となってしまった。シンはビボラの調印式を終え、ヴォルフ族の長に会いに行った。そこでクローネとは確かに愛し合っていたが、体の関係はなかったと伝えられる。シンは奇跡的にエンデツァイトにはならない始祖だった。それから魔族同士の話し合いが行われ、シンはユイと新たな始祖を築きあげることを宣言するのだった。

ブルートエンド

調印式に現れたカルラはシンを殺し、ビボラ族も次々と殺した。キノからはローティゲンベルクへ行けばエンデツァイトが治ると聞かされるも、キノも殺しユイを連れてローティゲンベルクへ向かった。ユイはシンを想いながら部屋に引きこもり命が尽きるのを待ち続け、カルラの病は治ったがグールとなった自分の運命を呪った。

マンサーヴァントエンド

カルラはシンにナイフを突き立てるがもみ合いの末、シンがカルラを殺してしまう。やけになったシンは周りのビボラ族やキノを殺しユイを置いて万間殿に引きこもってしまう。何年もかけてユイが扉を叩くが決して開くことはなかった。

月浪シン感想

カルラと違いロストエデンでもなかなかユイにひどいドS。しかも勝手にエンデツァイトにかかったとか、始祖じゃないとか思い込んで暴走するし…。個人的には好感度上がらずでした。ただ逆巻家、無神家、カルラさんがめっちゃ優しい!ヴァンパイアエンドでカルラに抱きしめられるシーンはスチル画像にしてほしかった。狼姿も需要があると思うのでスチル画像ほしい!あとエンドのいずれかに闇落ちユイも入れてほしかったな。

キノ

カールハインツの力を奪うため、手始めにまずはリヒターに近付き殺害。その死体を使ってユイとカールハインツの力を受け継いだアヤトを誘き寄せるキノ。多くのグールたちを使い2人を捕まえる。

アヤトは力を制御され牢獄に入れられ、全てを壊す手伝いをしろとキノ言われが、従わなかったため拷問を受けていた。ユイもキノに酷い扱いを受け、部屋に監禁されていた。なかなか協力的ではないアヤトに対し、キノはユイにナイフを向けアヤトを脅し協力を約束させる。教会のヴァンパイアハンターとも手を組んでおり、他の逆巻家や無神家も襲われてしまう。その後、アヤトとユイは酷い異臭がする土地ローティゲンベルクに連れてこられる。そこには魔力を持たない魔族ゆえに差別を受けているというグールたちが住んでいた。そこでグールたちの希望と呼ばれているキノ。彼の真の目的はわからないままユイはグールの中で子どもたちだけはキノを睨みつけているように感じていた。

ローティゲンベルクのキノの家に監禁され生活するユイ。アヤトは地下牢に入れらており様子さえ見に行くことはできなかった。そんなある日、キノに連れられ見知らぬ廃墟に着くとそこには教会の人間と死んだはずのリヒターがいた。見た目はリヒターそのものだが様子が違うことに違和感を感じたユイがキノに問うと、リヒターの死体を持ち帰った教会の人たちが何かしたらしい…と詳しいことは聞けなかった。再びキノの家へ戻るとグールの少年が届け物を持ってやってくる。側近と思われるユーリの目も少し離れるとその少年からアヤトとユイのことをここから逃してあげると言われる。何かの罠かもしれないと少し話を聞くと、グールたちはキノに恐怖で支配されており、逆らえば殺されるのだと聞かされる。次来るまでに考えておいてと言われアヤトと相談しなくてはと思っていた矢先、血まみれのキノが帰ってくる。「裏切者のグールを殺した」というキノの表情からさっきの少年が殺されたことを悟ったユイはキノのやり方は間違っていると反論する。グールたちにも立ち向かう勇気が必要だと思い外に出て説得しようとするとユーリに捕まり牢屋に入れられてしまう。拘束されたユイはキノに謝らなければ火を放ち蒸し焼きにして殺すと言われるが、絶対に謝らない!と死を覚悟する。煙を吸い意識がなくなったユイだったが気がつくと部屋に戻されていた。キノの命令でユーリが助けに来たと聞かされ、ユーリの口からキノの過去について聞かされる。捨て子のヴァンパイアだったキノをユーリの父親が2人を本当の兄弟のように育てていたが、周囲のグールからはヴァンパイアというだけで差別され、暴力まで振るわれていた。しばらくしてキノの魔力が目覚め、今まで自分に酷いことをしたグールたちを一掃し、自分はカールハインツの息子であり、グールたちを救う唯一の希望だと言い、力でグールたちを従えていったらしい。ユーリはそんなキノをただ見守り肯定するしかできなかったことを悔いていた。ユイは話を聞き、彼の孤独を知り、そんなキノに変わってほしいと強く願い間違っていると思うことは反論するようになる。思い通りにならず、脅しにも屈しないユイにはじめは苛立ちを覚えるが次第にユイのことが頭から離れなくなっていった。一方教会側はキノやアヤトたちを使い何かしようと企んでいた。

アヤトとユイの親しげな様子に苛立つキノは自分がユイを好きなんだと気付く。はじめはアヤトを教会に引き渡す予定だったが、ユイが自分を好きになってくれるならアヤトは引き渡さないと告げる。積極的にユイにアプローチするキノにどんどん惹かれていくユイ。一方ユーリは変わっていくキノに不安を感じていた。ついにキノとユーリは喧嘩になってしまいユーリはキノの元を去ってしまう。そしてユーリ自ら教会と交渉し、教会の人たちとグールを率いてキノを殺しに戻ってくる。ここまでキノが傲慢になったのはカールハインツの息子だと唯一はじめから知っていたユーリの父親がキノに見返りを求め期待し囃し立てたからだと懺悔するユーリをキノはどうしても魔力を使って応戦することはできなかった。決着がつかない2人に教会はユーリとグールを皆殺しにし、キノとアヤトを連れ去った。取り残されたユイの元に逆巻家と無神家がアヤトを助ける為にやってくる。すぐに教会の後を追うと、教会のトップ司教であるユイの育ての父親セイジがヴァンパイアを自分たちの番犬するための施術をキノに行おうとしていた。

ヴァンパイアエンド

教会側とヴァンパイアの戦となり、ユイは必死でキノの元へ駆け寄りなんとか手枷を取ろうとするが、術がかけられた手枷をなかなか外せずにいた。そんなユイの元にセイジが現れまずユイを殺そうとするとキノの力が解き放たれる。ユイを守り、他のヴァンパイアたちの活躍もあり教会側の人間は全員確保された。さらに無神家がユーリを助けてくれておりキノはやっと素直になることができた。アヤトたちにも兄弟として受け入れられたユーリを見てユイは逆巻家で一緒に暮らせたらと思うが、キノはローティゲンベルクに戻りグールたちを本気で差別から解放しようと決める。グールたちに今までのことを謝罪し、少しずつ信頼を取り戻したキノは約束通りグールたちを新しい地へ導いた。

ブルートエンド

逆巻家と無神家の活躍のおかげでなんとか教会から逃げ出すことができたユイはキノと2人で逃げていると死んだと思い込んでいたユーリが現れる。気を失っていたものの生きていたユーリはキノを惑わしたとしてユイを殺してしまう。キノはユーリを殺し、そのままローティゲンベルクへ戻りグールを全員殺した後で自らも命を絶った。

マンサーヴァントエンド

キノを助けにきたユイだったが、教会に囚われてしまい、逆巻家と無神家も全員捕まり処刑されてしまった。ユイを助ける代わりにキノは自ら手術を受け教会の番犬となるはずだったが、途中でキノがヴァンパイアでないことがわかる。たまたまカールハインツの髪の毛が入った瘴気から作られた実態のないグールだと言われキノはゴミのように捨てられる。ユイは魔女裁判にかけられ炎に焼かれ、このままキノの元へいけることだけを祈った。

キノ感想

エクスタシーからの突然のデレに気持ちがついていけませんでした(笑)ユーリさんは声だけなのでぜひどんなお姿なのか拝見したくなりました。キノルートではアヤトが大人で優しいのでアヤト推しとしてはアヤトに気持ちが度々向いてしまいました。なぜカールハインツがキノをローティゲンベルクに置いていったのかとか、母親は誰なのかとか知りたくなるけど、それはマンサーヴァントエンドの実はヴァンパイアじゃありませんでした的なことがベースになるのかな…。続編に期待です!

ロストエデンストーリーランキング

1位 アヤト

2位 アズサ

3位 ルキ

月浪家も2作品目とあって好感度急上昇でした!前作ではシンの方が好きだったけど、今回はカルラさんの方がよかった。

個人的には今回オープニングもエンディングも好きでした♫オープニングはついに逆巻家の大合唱でちょっとウケるけど、安定のディアラバらしさの歌で最高だと思います。エンディングはいつも一回聞いてあとはほとんど聞かないことが多いですが、今回はかなり聞きました。キノさんのソロ曲で、キノの気持ちが詰まった素敵な歌でした。

まだまだ新たなキノに伏線が残されていることから続編の予感あり!カールハインツもなんかそろそろ攻略ルートに出てくる気がする。続編お待ちしております(=´∀`)