子育ての悩み第1位は夫?!ダメ夫をイクメンにかえる4ステップ

子育ての悩みなのにその原因は子どもではなく夫!このように感じているママはとても多く見られます。夫のイライラする行動とそのリアルな体験談、そしてそんな夫をイクメンに変身させる方法をご紹介します。

イライラする夫の行動ランキング

休みの日にゴロゴロしている

「私は毎日同じ時間に起きて家事育児をしているのに、休みの日は夫が遅くまで寝ていたりゴロゴロしてテレビを見てる姿にイライラする。」

「家族で出かけて家に帰ってくると疲れたとか言ってそのまま寝てしまう。こっちだって疲れてるのに。」

「子どもが遊んでほしそうなのにスマホゲームやテレビに夢中で適当にしている感じが腹が立つ。」

飲み会に行く回数が多い

「週3以上の飲み会って必要?二次会、三次会って何歳までやるつもりなの?」

「これも仕事だから…と飲み会を仕事と言い張る。回数が多いと本当に仕事なのかと思いイライラする。」

「飲み会ってゆっくりご飯食べられて、しかもお酒まで飲めて羨ましい。こっちはゆっくりあったかいご飯が食べられることなんてないのに。」

子どもができても生活を変えない

「母親は子どもが生まれて、ものすごく生活が変わるのに夫は何も変わらない。早く帰ってきてくれることもないし、休みの日は趣味のために一人でお出かけ。父親の自覚を持ってほしい。」

「趣味にお金をかけ過ぎ!義理母からの子どものお祝い金にまで手をつけてた時には言葉が出なかった。」

義理両親にハッキリとものを言ってくれない

「孫フィーバーの義理両親が頻繁に会いに来る。時にはアポなしでも来てしんどいのに孫が可愛いから仕方ないね。と言って何も言ってくれない。嫁の立場では言えないのに。」

「まだ赤ちゃんなのに大人と同じ食べ物をあげようするのが困る。こっちからは強く言えないからなんとかして!」

仕事をしていることを盾にする

「何を頼んでも「仕事だから難しい」と言われてしまう。そう言われると何も頼めない。」

「仕事で疲れてるからと話も聞いてくれないし、家事育児も全く手伝ってくれない。休みの日は寝てばっかり…わたしには休みなんてないのに。」

子育ての大変さを理解していない

「家に一日中いられていいよなと言われる。」

「預かってもらった時に「子育てって楽だな」と言われた。子どもは普段いないパパにワガママ言わないし、預かってもらうからこっちは色々と準備してあげてるんですけど。」

「部屋が汚いことを責められる。子どもがどれだけ散らかしの天才かをわかってないのがムカつく。」

自分優先な態度

「ご飯まだ?箸とって!お風呂洗った?って言われるのが本当に嫌。自分のことはせめて自分でやってほしいし、気がついたらやってくれてもいいのにって思う。」

「子どもがうるさいから別の部屋で寝る夫。なかなか寝かしつけられないと「俺は明日も早いんだよ」と嫌そうな顔をされる。」

夫をイクメンにするための4ステップ

①まずは仕事も大変なことに理解を示す。

家事育児が大変なことを先に主張してしまうとこっちだって仕事が大変なんだ!とお互い喧嘩腰になってしまいます。ここはぐっと堪えて、まずは夫の仕事が大変なことに理解を示しましょう。

夫の仕事が大変なことを理解しているお母さんはとても多いのですが、ほとんどの人が黙ってただ我慢をしてしまいます。それでは相手には仕事への理解の気持ちが残念ながら全く伝わりません。まずは相手を言葉で肯定してあげましょう。

②育児の大変さと仕事の大変さの違いを伝える

「仕事と育児どちらが大変なの?」以前とあるセミナーで家事育児を収入に例えると月収27万くらいになるので、それ以上の収入がないと男性はプロポーズできないかもしれません。といった話を聞いたことがあります。男性メインのセミナーだったので、収入に例えたほうが家事育児の大変さが実感しやすいと思ってそんな話をしたのだと思います。

しかし、そもそも仕事と家事育児は比較するものではありません。どちらも大変です。

ただ決定的に違うのは「大変の感じ方」です。仕事で嫌なことがあった時、お酒を飲んで愚痴ってスッキリすることはあるかもしれませんが、育児の場合は同じことをしても同じようにはスッキリはしません。嫌な上司にイライラしても罪悪感は芽生えませんが、子どもにイライラしてしまうと、お母さんは自己嫌悪に陥ります。さらにお母さんは自分のために何かをすることに後ろめたさを感じます。

育児の大変さを伝える時にお母さん自身も無意識に夫の仕事と比較してしまいますが、子育てで感じるストレスは仕事とは「違う辛さ」があることを伝えましょう。それを伝えることがとても大切です。

③具体的にしてほしいことを伝える

子育てに関して夫が気を利かせて動ける生き物ではないと思いましょう(笑)。圧倒的に子育ての時間がお母さんより少ないので、お父さんはどうしても上手く立ち回れません。それはもう仕方のないこと。ゴミを捨てるのはパパ!朝のオムツ替えはパパ!など当番制からはじめ、少しずつパパができることを増やしていき、もし言う前にしてくれた時は大いに褒めてください。男性は単純な生き物なので褒めると何回もやりますよ(笑)。いちいち指示することを疲れることもありますが、今後のためにもここは頑張ってほしいとこです。特に一人目子育て中こそ根気よく!

④育児を羨ましがらせる

今日は子どもがお風呂でこんなことができたんだよねー。パパは忙しくてなかなか見れないから可哀想だな。なんて言うと積極的にお風呂に入れてくれます。育児の悩みを聞いてもらうだけでなく、ちょっと羨ましくなるような子どもとの惚気トークや自分の親にすごく懐いていることをさらっと伝えると対抗心が無意識に芽生えて育児に参加するようになります。これすごく効果的なのでぜひ!!!

イクメンパパを育てるときの注意点

イクメンにとらわれ過ぎない

自分の夫をイクメンにしようとし過ぎるあまり、よりストレスを感じてしまうようでは本末転倒です。イクメンにするには多少のイライラや妻の努力も必要ですが、お互いのためにもやり過ぎないように注意しましょう。やり過ぎないコツはとりあえず一つ!夫にしてほしいことを決め、それができたら次へ…といった感じで長期スパンでいきましょう。

「二人の子どもを育てるママ友に、第一子のときにどれだけ夫をイクメンにするかが大事!とアドバイスを受け、必死にイクメンに育てようとし過ぎてしまい…まだ子どもは一人のはずなのにまるで二人育児をしているような感覚になり怒りが爆発!夫もイクメンのプレッシャーがしんどかったようで、イクメンにこだわり過ぎてしまったと反省しました。今は一つずつ、夫のできることからお願いしています。(今のところ良好)」

まわりのパパと比べない

帰ってくる時間や休みなど、ご家庭によって全然違うので、ついついよそのお父さんと比べてしまいたくなりますが、その愚痴は実母や友人に留めて、パパ本人には伝えないようにしましょう。でもそう感じることは普通のことだし、言いたくなる気持ちもよくわかりますので2割くらいで済むせられるよう、他の人に話を聞いてもらいましょう。

「休みは平日に1日あったりなかったり…仕事から帰ってくるのも深夜のため、ほぼワンオペ育児。つい毎日お風呂にいれてくれている旦那さん、土日にパパだけが公園に遊びに連れて来ている様子を見て落ち込みます。パパにもつい言ってしまうこともありますが、基本的には母や似たような境遇のママ友に愚痴を聞いてもらっています。話すだけでかなりスッキリ!夫への嫌味は減らせていると思います(笑)」

まとめ

世の中的にも「イクメン」は好印象であり、昔と比べると育児に積極的なお父さんは増えています。イクメンになりやすい環境になりつつある今だからこそ時代にのって自分の夫をイクメンにしてみましょう!